【公式】別邸 福の花 浜松町 > ブログ > 2016年 > 7月

【山口料理】「鯨料理」の魅力

皆様は、「鯨」を食べられたことはあるでしょうか。 三方が海に開けた山口県は、豊かな水産資源に恵まれ、古くから水産県として栄えてきました。 江戸時代、長州藩は漁業を積極的に奨励し、特に藩の有力な財源として「捕鯨」に力を入れました。 この頃の捕鯨は、北浦の通(かよい)、瀬戸崎(仙崎)、川尻を中心に行われ、「鯨一頭とれば七浦にぎわう」といった繁栄ぶりだったようです。 くじらの肉は、牛や豚のような畜肉に比べて低カロリーです。 脂肪分は鳥のささみよりも低く、約半分。それでいてたんぱく質は他の肉よりも豊富です。 また鯨の肉には、抗疲労機能をもつアミノ酸「バレニン」が大量に含まれていることがわかっています。 バレニンはくじらのパワーの源ともいわれています。 さらに鯨の赤肉には吸収されやすいヘム鉄というミネラルが含有されています。 体温の維持、疲労防止、成長の促進など体にとって基本的な機...

【山口料理】「鹿野高原豚」の魅力

皆様は、「鹿野高原豚」をご存知でしょうか。 山口県周南市の錦川の源流と豊かな緑に恵まれた深山に、鹿野ファームという豚舎があります。 ここで育てられているのが、「鹿野高原豚」として流通する四元豚です。 四元豚とは、異なる2系統(仮にAとB)の豚を交配して生まれた豚(AB)に対して、別系統(C)を交配させ、その子豚(ABC)に、さらに違う系統(D)を交配させたもので、 各系統の良いところが出るように計画的に交配しているので、「ハイブリッドポーク」、略して「ハイポー(豚)」と呼ばれています。 鹿野ファームがある鹿野は、山口県内で最長の錦川の源流がある清流の里にあります。 夏にはホタルが乱舞する美しい自然に囲まれた場所で、真夏でも木陰に入るとひんやりする高原は豚の育成には理想的です。 この恵まれた環境のもとで、徹底した衛生管理を行い、良質な飼育にこだわりながら育てられています。 鹿...

【山口料理】「長州黒かしわ」の魅力

皆様は、「長州黒かしわ」をご存知でしょうか。 長州黒かしわは、天然記念物である黒柏鶏を元に、地域の特色を出し、食味の良さにこだわり誕生した山口県産のオリジナル地鶏です。 良く運動しているため脂肪含量が少なく、適度な歯ごたえを残しながらも柔らかく、ジューシーで臭みが少ないのが特徴です。 また、旨味成分であるイノシン酸が多く、人の健康にも良いとされる機能性成分イミダペプチドの含有量が高いことも人気の理由です。 地鶏の肉質は一般的に、やや赤味がかった色合いで、歯ごたえや旨みやがあるといわれています。 しかしながら、昔のかしわのような硬さでは、現在の消費者にとっては硬すぎるということで 長州黒かしわは、適度な歯ごたえを残しながらも柔らかく、かめばかむほど味が出てくる、そのような肉を目指しています。 主な生産地は、山口県北部に位置する長門市です。 海と山に囲まれ、地区内に同業者がなく...

【山口料理】「瓦そば」の魅力

皆様は、瓦そばを食べられたことはありますでしょうか。 瓦そば(かわらそば)は、山口県下関市豊浦町発祥の麺料理、山口の郷土料理です。 文字通り熱した瓦の上に、茶そばと具材を載せて、温かいめんつゆで食べる料理です。 1877年(明治10年)の西南戦争の際に熊本城を囲む薩摩軍の兵士たちが、野戦の合間に瓦を使って野草、肉などを焼いて食べたという話を参考にし 1961年(昭和36年)に川棚温泉で旅館を営む高瀬慎一という方が、宿泊者向けの料理として開発したとされます。 これが評判となり川棚温泉の他の旅館でも提供されるようになったことから「川棚温泉の名物料理」とされるようになり、 さらには下関市を初め山口県内各地でもご当地グルメとして広まり、山口県出身者等により山口県外でも供される店が増えていきました。 一部の料理店では瓦ではなくステーキ用の鉄板で供されることもあります。 山口県内では広...

【山口料理】「フク」の魅力

ふぐは福をもたらす幸福の魚と言われています。 フグの取扱量日本一の山口県下関では、ふぐの事を「福」にちなんで「フク」と呼んでおります。 よって「フク」は山口県代表の郷土食の一つ。 フクの身はモチッとした噛み応えがある食感が特徴的で、噛むと上品な味が楽しめます。 フク料理は高級料理として知られているので、注文するハードルが少し高い雰囲気があるかもしれません。 別邸福の花浜松町では、とらふく刺しを1,200円とリーズナブルなお値段でご提供させて頂いております。 また、さっぱりした味わいのふぐ料理に合う酒と言えばひれ酒が知られております。 その他にも世界的にも高い評価を受けている後味のバランスが抜群の純米酒の「獺祭」、純米大吟醸やキレのある飲み口の「原田」特別純米酒 味わい深さを持つ金冠「黒松」純米酒等と一緒に注文されますと、より一層フクの味わいを楽しんで頂けます。 同じと...

【日本酒】利き酒会の魅力

皆様は「利き酒」会に行かれたことはありますでしょうか。 本日開催、別邸福の花浜松町「日本酒の会」に来られるか迷ってる方に知っていただきたい、魅力をお伝えします。 まずは「非売品や入手困難物」を飲むことができること。 日本酒イベントの醍醐味は、その地元でしか出回らないような非売品や入手困難な銘柄などのレアな日本酒を飲めることです。 なぜなら、多くのイベントがそこで商売を行うのではなく、多くの人に試飲をしてもらいたいからで、利益度外視で提供されるからです。 その為、数十種類以上の日本酒を楽しむことができるができるイベントも多数あります。 数か所の蔵元がそれぞれ自慢のお酒を数種類持ち寄るイベントならば、すべてを飲み比べることが難しいほどです。 また、造り手の蔵元に会うことができることも大きな魅力の一つです。 日本酒イベントでは、実際にその日本酒を作る蔵元の方が来ることが多いた...

【日本酒】日本酒の飲み方 −器−

皆様は日本酒を飲む際、どんな器で飲まれていますでしょうか。 普通はお猪口だったり、小さめのグラスだったりするかと思います。 最近では、ワイングラスで出すお店も増えてきています。 日本酒上級者の方には自分なりの「こだわりの飲み方」があるかもしれません。 ただ、多くの方は日本酒を飲む時にどんな酒器を使うかはあまり気にされないと思います。 ですが、日本酒はこの酒器によって味わいが大きく変わるお酒なのです。 酒器の種類は様々あります。 最も分かりやすいのは、酒器の容量です。 器に入る酒の量によって味わいが変わってきます。 冷たい日本酒を飲む際は、小さめのものを選ぶのが無難です。温度変化が起こる前に呑み切ることができる為です。 なお、あまりに多く注ぎ過ぎると味が拡散してしまいます。適度な量をご自身で見つけられるのもおもしろいかもしれません。 また、酒器の口径(口の広さ)によ...

【日本酒】食通は料理にあった日本酒選ぶ

日本酒をおいしく飲むコツは意外と簡単   別邸福の花浜松町では、3ヶ月に一度「福の花日本酒の会」を催しております。 この企画は、毎回、一箇所の「山口の酒蔵」にフォーカスし、自慢の日本酒のラインナップを、日本酒好きだけでなくビギナーの方々も含めて、美味しく楽しく「飲み比べ会」を行うというものです。 今回は7月23日(土)、銘酒「雁木」で名の知れた「八百新酒造」より小林社長をお迎えし、「雁木」の美味しい飲み方と山口料理とのマリアージュを存分に楽しんでいただけます。 本ブログでは、しばらくの間、この「福の花日本酒の会」をテーマとして、山口の酒や山口料理の魅力を存分に知ってもらうべく、情報をお伝えしていこうと思います。 日本酒を飲みたいと思って居酒屋を訪れても「吟醸酒」や「純米酒」などで種類が分類されていたり、前回ご紹介した通り、ラベルに「精米歩合(せいまいぶあい)」と書かれて...

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別邸 福の花 浜松町店

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