【公式】別邸 福の花 浜松町 > ブログ > 2016年

別邸福の花浜松町の「空間」(その七)

美唄(びばい・北海道) 室蘭(北海道) 福島(福島県) 東松山(埼玉県) 今治(愛媛県) 久留米(福岡県) そして、長門(山口県)   この7つの都市。「日本の7大やきとり都市」と呼ばれています。   山口県長門市は、県内有数の「養鶏の街」。   そしてこの街は、年間出荷量は約3万羽、県が10数年の歳月を経て2009年に開発した、県内初の地鶏「長州黒かしわ」の主要生産地です。   もちろん、「別邸 福の花」の看板メニューの1つ。   そのルーツは、島根県と山口県で古くから飼育されてきた中型の鶏で、国の天然記念物長鳴鶏(ながなきとり)の「黒柏鶏」。   その外見は、緑黒色に光る羽に長い尾に赤いとさかと耳たぶ。7~8秒の長い間鳴くのも特徴の1つです。   その美味しさは、肉や魚に含まれるうま味成分、「イノシン酸」の含有量に表...

別邸福の花浜松町の「空間」(その六)

山口県長門市に、「ながと俵山農場」という養鶏場があります。   今から6年前、広さ500平米のこの場所で、年間2000羽の養鶏が始まりました。   実はこの農場、「別邸 福の花」を運営するベアーズコーポレーション直営の農場です。   まだ規模は小さいですが現在、同社の各店舗で食べられる鶏料理の一部を出荷しています。   今回は、「別邸 梅の花」の看板料理の1つでもある、山口の「鶏」についてご紹介。   平飼いでのびのびと育てられる鶏の主な産地は、日本海と中国山地に囲まれた農業漁業が盛んな長門市。   養鶏飼料の中で最もコストのかかる「魚粕」が名物仙崎かまぼこの副産物として容易に手に入ったため、古くから農家の副業として普及してきました。   また、海と山に囲まれた自然豊かな環境は、同時に鶏特有の疫病を防疫する役目も果たしま...

別邸福の花浜松町の「空間」(その五)

「別邸 福の花」が日夜のれんを掲げ、お客様をお迎えするのは、東京・浜松町。   港区の一画である浜松町は、元禄9年(1969年)静岡県浜松出身の権兵衛という人物が名主となったことから、この町名がついたそう。   時は流れて2016年。   浜松町駅にはJR京浜東北線、山手線が停車し、羽田空港へ向けて東京モノレールが走り、   最寄りの地下ホームには都営大江戸線(大門駅)が都内をぐるっと環状します。   この2つの駅を中心に、様々な企業が集まるオフィス街が形成されています。   この街にオープンして早1年半を迎えました「別邸 福の花」。     これまで山口の名を冠した、最大10名ほどの個室を紹介してきました。   他にも、最大50名のお客様までの貸し切りが可能なフロアもご用意しております。 &nbs...

別邸福の花浜松町の「空間」(その四)

「別邸 福の花 浜松町」には、3種類、力を入れる山口の地名を持つ個室があります。   今回紹介するのは、「座敷個室 岩国の間」という10名様向けの個室。   その名は、隣県、広島県との県境に位置する、岩国市に由来します。   その街を流れる錦川、その流れを乗り越え結ぶのが「錦帯橋(きんたいきょう)」のお話を少し紹介します。   同市のホームページのトップページを彩る写真、同市と東京を結ぶ空の玄関口の名前にもなる、岩国を象徴する存在です。   城下町岩国を分断する、最大幅200メートルの錦川を結ぶ錦帯橋には、水害によって再建と流失を繰り返した歴史があります。     「流されない橋を造りたい」、その思いが形になったのが現代にも残る「アーチ橋」。途中に橋を支える「島」を築き、   当時の技術では不可能だった200...

別邸福の花浜松町の「空間」(その三)

山口県は13の市と6の町から成り立っています。   そのうちの一つで県西部の日本海側に位置するのが、長門市。   100メートルの距離に123もの鳥居が連なる、元乃隅稲成神社は、アメリカのニュース専門放送局CNNが選んだ   「日本の最も美しい場所31選にも選ばれています。   他にも、市内北部が日本海に面しているため豊かな自然を有しているのも特徴的。   日本の棚田100選の「東後畑棚田」。   「海上のアルプス」と呼ばれ、詩人金子みずずの故郷でもある、日本海に浮かぶ「青海島(おおみじま)」は国の天然記念物です。   青海島には、早川家住宅という重要文化財に指定されている建物があります。   早川家は通鯨組網頭で、235年間に渡りこの地で捕鯨を続けてきました。当時の漁法は網取捕鯨。   沿岸近くを回...

別邸福の花浜松町の「空間」(その二)

「別邸 福の花 浜松町店」には、用途に応じて使い分けられる個室をご用意しています。   その個室には、同店がテーマにしている山口県の地名が名付けられています。   今回は、座敷個室「萩の間」を紹介します。4~6名様向けの座敷個室は、お客様の大切な接待の場として使うのがお勧めの使い方。     名前の由来である萩市は、山口県の北部に位置する島根県との県境にある街。   「萩はまちじゅうが博物館」、同市観光協会に書かれたこんな見出し。   都市遺産として現代に残る佇まいは、約400年前に築城された萩城下の城下町、明治維新胎動の地として刻まれてきた歴史を物語ります。   昨年、ユネスコの世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」。   明治時代、製鉄、造船石炭や重工業が西洋の技術を取り入れ、その後の「ものつくり...

別邸福の花浜松町の「空間」(その一)

山口なら、新山口・岩国・徳山。   東京なら、溜池山王・神田・人形町・茅場町・五反田・四谷・芝大門・目黒・市ヶ谷・日本橋   いろんな地名が出てきました。これは、「福の花」の店舗がある場所です。   「別邸 福の花」を運営するのは、「(株)ベアーズコーポレーション」。   文京区に本社を構える同社は、「地域密着型の居酒屋」をコンセプトに、3つの業態で事業を展開しています。   「山口食彩店福の花」を13店舗、「てしごとや ふくの鳥」を23店舗(FC含む)、「鉄板酒場 アケボノヤ」を1店舗   その中にある「山口食彩店 福の花」。     古民家のような落ち着いた店内で、大人の「時間」と「食事」と「お酒」をお楽しみください。   そう紹介される空間は大人の個室居酒屋。   そこで楽しめるのは...

【山口の誇る日本酒】別邸福の花浜松町が推す「雁木」(その九)

「雁木」を醸造・販売する八百新酒造(以下、八百新)はホームページとは別に、Facebookのページも開設しています。   最近はお店がページを持っていることは珍しくありませんが、このページの特徴は、ここ最近は頻繁に更新をして、豊富な情報を私たち消費者へ発信していることだと思います。   新酒、イベント、テレビ出演、時には社内旅行など社内のこと…。その中で、雁木と八百新の新しい印象を感じる記事を紹介したいと思います。   ・「雁木presentsジャズライブ」 「酒造りが始まる酒蔵に気鋭のミュージシャンが『いのち』を吹き込みます」   のべ150人のお客さんを招き、今年9月に開催されたジャズライブです。秋の夜長、ジャズに酔い、そして日本酒にも酔う素敵な一夜だったそうです。   ・「雁木Tシャツ」 イベントなど、八百新の関係者が着ている服をご自...

【山口の誇る日本酒】別邸福の花浜松町が推す「雁木」(その八)

「雁木の会」というイベントが開催されています。   居酒屋などを貸し切り、定番、季節限定、そして時には当日限りの限定酒まで、様々な「雁木」が用意されます。   そして、日本酒に合う肴もご用意。会場によって参加費は異なりますので、事前にご確認ください。   大規模な日本酒イベントと異なり、少人数で落ち着いて雁木を楽しめて、時に醸造元の八百新酒造(以下、八百新)の関係者も同席するという豪華な会です。     北は北海道、南は沖縄、そして、日本を飛び出して海外でも開催されるこの会。   札幌では、八百新の営業マンが招かれた会を開催。那覇では今年6月に初めて開催。   今年5回目を迎えたのは神戸での会は、なんとクルーザーをチャーターして開催。226名のお客様を集めました。   京都では有名ホテルのフレンチレストランで...

【山口の誇る日本酒】別邸福の花浜松町が推す「雁木」(その七)

前回までの記事で、雁木の定番酒6種類を簡単ですが紹介させてもらいました。   そんな八百新酒造(以下、八百新)ですが、季節限定など定番以外の「雁木」も醸造・販売しています。   今回は、秋の季節の限定品を2種類、紹介したいと思います。   ・「雁木おりがらみ秋熟」 早春に搾った、「槽出あらばしり」を約半年間。マイナス5度の冷蔵庫で氷温熟成させた「おりがらみ」の生原酒。濃厚な味は、秋の味覚にぴったり。   伝統的な槽や袋どりで日本酒をしぼる時、その段階で出てくるお酒によって、異なる名前と特徴を持っています。   先鋒として出てくるのが、薄く濁ったお酒「荒ばしり」。名前の通りワイルドかつ華やかな香りが楽しめます。   しぼりたての状態だと、まだ細かくなったお米や酵母など、小さな固形物が浮遊しています。   この浮遊物を「おり...

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