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【山口の誇る日本酒】別邸福の花浜松町が推す「雁木」(その六)

雁木が生まれて16年。八百新酒造では現在、6種類の「雁木」を取り揃えています。
 
前回紹介した、全日空国際線で提供される、「ゆうなぎ」について紹介しました。今回は、他の5種類について紹介します。
 
・「ノ壱 純米 無濾過生原酒」
平成12年、初めて世に出した雁木です。1本の仕込みから誕生したわずか600本の一升瓶に収められたのは、
純米で、活性炭素を使った濾過をしない純米無濾過生原酒。この1本から、雁木の物語は始まりました。
 
・「ノ弐 純米吟醸 無濾過生原酒
2番目に誕生した雁木。加水せず、火入れせず、搾りたての味をそのままボトルに詰めるという。
「ノ壱」の製法を守りつつ、口当たりまろやかな「含み香」たっぷり口の中を満たすのが特徴的な一本に仕上がっています。
 
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・「鶺鴒 純米大吟醸」
「鶺鴒(セキレイ)」とは鳥類の一種。平地から高山まで、渓流に沿った水辺に生息しています。
その清清しい飲み心地と香味の余韻を楽しめる一杯は、八百新の目の前を流れる錦川の水面を一直線に翔ける鶺鴒の軌跡を想像させます。
 
・「みずのわ 純米吟醸」
雁木のセカンドネームは、八百新に様々な実りをもたらしてくれた、「水」に関わる名称が多いです。
魚が飛び跳ね、川面に同心円状の波紋が広がる光景に「和水」の意味を重ねた一本は、加水・火入れを行い、柔らかく軽い、杯の進む味に仕上がっています。
 
・「ひとつび(純米)」
「雁木」は瀬戸内海で見られる、川辺の船着場のこと。そこに止まる船や川面を照らす「常灯火」、そして、この一本に行われる一回火入れ(瓶燗)。
この2つを重ね合わせ、付けられた名が「ひとつび」。自然に身体へと沁み込むような一杯を楽しめます。
 
ぜひ、皆さんお気に入りの一杯を楽しんでほしいと思います。

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