【山口の魅力】周南の「工芸品」の魅力 〜別邸福の花浜松町のふるさとシリーズ〜
山口県は昔から、九州と本州をつなぐ交通の要衝として栄えてきた経緯をもち、それゆえに様々な伝統的な工芸品などが伝えられてきました。
山口県内でも名物は地方ごとに違い、たとえば下関はフグの味覚の地として有名ですが、そのフグを使用したフグ提灯が伝統的な工芸品として伝えられているといった具合です。
山口県周南市の伝統的な工芸品のなかには、青森のねぶたをヒントに独自の変化をもたせた金魚ちょうちん、江戸時代に全国的に名を馳せることとなった柳井縞
また職人の技による木工品など非常に多くの種類が現在でも伝えられています。
(写真は道の駅ソレーネ周南)
なかでも山代和紙は江戸時代を中心に高い品質と出荷量の多さから一躍有名となった和紙で、かつて周南地方の主要な産業として造られてきた経緯をもち、
錦川源流の鹿野地域では役所もおかれ発展に寄与したとされています。
お土産として売られているだけでなく、伝えられてきた伝統を知ってもらおうと工芸品作りの体験を実施している老舗が多いという点も魅力のひとつといえるでしょう。
ほかにも、石を削って形を整えていく石人形も有名で、石で造られているため劣化しにくく長年の鑑賞に堪える耐久性をもっているということでも知られています。