【公式】別邸 福の花 浜松町 > ブログ > 2017年

「山口地酒の会」特集⑨〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸 福の花です。 突然ですが皆様は、辛いものはお好きでしょうか。 私は昔は好きだったのですが、最近はあまり食べられなくなっています。 「辛い」から入る東洋美人のお話。今回は「大辛口」を紹介します。 東洋美人シリーズは甘みのある味わいが特徴です。その中で際立つ「大辛口」の3文字です。 磨きは55パーセントの純米吟醸で、お米の旨みを感じられる一杯です。 日本酒が辛口か否かは、「日本酒度」という数値で測ることができます。日本酒の比重を表すために作られた単位で、酒に含まれる糖度を算出し、辛口甘口を判断する目安にするそう。 -1.4~+1.4=普通 +1.5~+3.4=やや辛口 +3.5~+5.9=辛口 +6.0以上=大辛口 日本酒度計という特殊な機器で測るこの数値。「東洋美人 大辛口」は6.0以上あるのですね。 ちなみに「辛さ」というより、「甘くない」という表現が適切と...

「山口地酒の会」特集⑧〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸 福の花です。前回に続いて、「ippo」のお話。 「同志」 全国から集まり蔵の復旧作業に臨んだボランティアたちを、澄川酒造上の澄川社長はこう呼びます。「志や主張が同じ」という意味を持つ言葉には、「東洋美人」を復活させたい、甚大な被害を受けた酒蔵に集った人たちの思いを形にした言葉にも感じられます。 1500人にものぼる「同志」たちの懸命な復旧作業が実を結び、例年よりも2ヶ月遅れて仕込みを再開。崖っぷちからの「奇跡の仕込み」となりました。 「原点」、この年1月に誕生した新種の銘柄です。酒を造れる喜び、酒の誕生を心待ちにしている人たちの存在、災害を経験して再び戻った新たな「はじまり」の思いが名付けられました。 そして5月、世に出た「ippo」シリーズ。「原点から一歩前進した」という意味を込めた銘柄には、先入観にとらわれず、自由に楽しくお酒を楽しんでほしい、という思いか...

「山口地酒の会」特集⑦〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸福の花です。 「東洋美人」の銘柄シリーズ第2弾。それが、「ippo(いっぽ)」です。 アルファベットが使われていたり、ちょっと、日本酒っぽくない印象も抱いてしまうこの銘柄。 実は、醸造販売する澄川酒造場にとって大切な意味が込められています。 ドラマチックなので、2回に分けてみたいと思います。 「東洋美人」のブランドも各地で知られるようになり、銘柄のファンも増やしつつあった2013年の7月。同社に悲劇が襲い掛かります。28日に島根県と山口県を襲った豪雨は、山口県で100mm/1時間、24時間では300mmを超す豪雨となりました。 あくまで目安ですが、いわゆる「ザーザー降り」の場合は、1時間あたり10~20mmほどの量で、「バケツをひっくり返した」の場合は30mm。1時間あたりで50mm以上は災害が起こる可能性が高いそう。ちなみに、警報が出る雨量は各都道府県で判断基準...

「山口地酒の会」特集⑥〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸福の花です。 暖かい日々が続いていますね。まさに春。時に少し夏が入っている気もしますが。 さて、今回書いています「東洋美人」シリーズ。 この記事では、銘柄についての紹介をしたいと思います。やっと、日本酒の記事っぽくなってきましたね。 「地帆紅」 質問です。この漢字はなんと読むでしょうか。 ヒントは、イタリアのヴィネツア出身の商人、マルコポーロが自身の旅について記した本、「東方見聞録」。中国など中央アジアをヨーロッパに紹介したこの書籍で、日本は何て呼ばれていたでしょう。 正解は「ジパング」。ちなみに、当時、日本を中国語で言うとこう発音したのがきっかけだそう。 山田錦を40パーセントまで磨いた大吟醸酒に与えられる名前です。飲み飽きしない旨みにフルーティーな味わいが特徴的。2014年開催の「SAKE COMPETITION 2014」ではFree style un...

「山口地酒の会」特集⑤〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸福の花です。 前回より始まりました「東洋美人」の部。私はこの記事を書く際に、いろいろと調べ物をします。会社のホームページや商品案内、ニュースなどが主な情報源になります。 今回、その中で注目したいのが「山田錦」という言葉。日本酒の銘柄にもなっているこの言葉の招待は、日本酒を造るのに欠かせない原料、「酒米」のこと。正式名称は「酒造好適米」とのこと。 「普通のお米とは何が違うの?」 日常生活にお米が不可欠な私たち日本人なら、多くの人がそう感じると思います。 ちょっと米粒を想像してみてください。 酒米は食用のお米よりサイズが大きいです。日本酒は、米粒を磨いて作るお酒です。 ここまでくれば想像できるでしょう。あまりに粒のサイズが小さいと、磨く段階で砕けてしまいますね。 続いて栄養分との関係についてもどうぞ。 私たちが普段「主食」として食べているお米は、それに腹案れる...

「山口地酒の会」特集④〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸福の花です。 これまで、今回のイベント概要と、テーマである萩市について書いてきました。 今回からは、イベントの主人公、日本酒とそれを取り巻くあれこれについて書いていきます。 最初は、「東洋美人」から。その銘柄から、日本のきれいな女性を連想させてくれますね。 そんなお酒を醸造しているのが、萩市中小川に蔵を構える「澄川酒造」です。 実は最近、「東洋美人」を一躍有名にした出来事がありました。 昨年12月、山口県で開催された日露首脳会談。そのワーキングディナーで山口県の食材と共に振舞われたのが、この東洋美人。ワインやウイスキーなど、全国各地の有名なお酒が夕食会で出された中、いわば日本酒の「代表」として選ばれたようですね。 「すばらしい酒だ。お薦めする」 会談のため来日したロシアのプーチン大統領は安倍首相との共同記者会見の席で、こう絶賛したそう。 国際的な行事でも採用され...

「山口地酒の会」特集③〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸福の花浜松町です。 旅行のパンフレットやガイドブックを開く時、真っ先に見るページってなんでしょう。私の場合、食い意地がはってしまってか、どうしても「食べ物」のページから見てしまいます。そこから、見知らぬ土地で初めて食べるアレコレを想像しするのが、旅立つ前のささやかな楽しみです。 今回のイベントで扱う山口県萩市にも、美味しい食べ物がたくさん。 日本海に面している地形なので、年間250種類の魚が穫れるそうです。 複雑に入り組んだ日本海の地形が豊富なプランクトンを生み、豊かな漁場を形成しています。 (指月城址) その1つが「瀬付き鯵」。瀬にいついてエサをたっぷり食べて育った鯵は、脂がのってふっくら肉厚。山口県を代表する「真ふく」は、萩市が県で水揚げされる大半を締めています。他にも、うにやヒメジ、ふぐと同じく県で水揚げのほとんどを占めるあまだいなど様々な種類が名産として...

「山口地酒の会」特集②〜別邸福の花浜松町〜

こんにちは、別邸福の花でございます。 今回の記事では、イベントのテーマである「山口県萩市」をテーマにしたいと思います。 少し話は変わりますが、今住んでいる街、生まれ育った街、人生のどこかで住んだ街。どんな人にも、それぞれに好きな街があると思います。私も、今住んでいる街は5都市目。その街に生きる人たちと関わってきて、どんな街にも、その街が好きな人がたくさんいると感じました。 山口県萩市。県の日本海側に位置して、島根県との県境にもあるこの街へ行くと、町並みから始まる「歴史」を知ることができます。全国8県11市にまたがる「明治日本の産業革命遺産」は、5カ所が萩市にあります。吉田松陰の意思を継ぐ「松下村塾」があります。 市内に点在する、様々な名所たち。歴史や関わる人に環境は違えども、この「萩」という地域が好きな人がいたから、こうして今にも残る街ができたのかもしれません。それはきっと、今も...

「山口地酒の会」特集①〜別邸福の花浜松町〜

「別邸 福の花 浜松町」にようこそ。 山口県山海の幸を取り揃え、山口の「旨い」を取り揃えた当店では、定期的にイベントを開催して、お客様により深い体験をしていただいています。 今回の催し物は、「第三回福の花山口地酒の会」。開催日は6月10日の土曜日。 時間は、19時から22時までたっぷりと。 お客様に体験していただきたいのは、「山口食材と地酒の『マリアージュ』」です。 結婚や婚礼を意味するこの言葉は、「2つの組み合わせの良さ」から派生して、料理と飲み物の組み合わせが良いことを意味します。 当店では約1年ぶりの開催となるこのイベント。 そのテーマとして用意したのは「萩の陣」。山口県内で島根県との県境にあるこの街は、日本海と山々に囲まれた環境で様々な名産品を誇ります。 (松下村塾) そんな萩市が誇る日本酒醸造蔵3蔵の銘柄が、この催しのため当店に集結します。 「東洋美人」「八千代」「長...

《浜松町》新上司を迎える歓迎会体験談(その二)

浜松町での「新上司を迎える歓迎会」なら、別邸福の花浜松町にお任せください。 以下のようなシチュエーションにも臨機応変に対応させていただきます(体験談を伺ってみました)。 ・・・・・ 新上司が赴任をしてきたので、浜松町の居酒屋に個室を取って歓迎会をすることにしました。 今まで上司に恵まれて来なかったということもあって、今度の上司もどうなのかなと思ったり歓迎会も出たくないなと思っていました。 そして、歓迎会が始まり新上司の挨拶から入ることになったのですが、いきなりこのような会も仕事の一環だと思って欲しいという発言があったので、これもまた駄目な上司かと思ったのですが、それはあくまでも冗談だったようでお酒や上司と飲むのが嫌いな人もいるのに申し訳ないと言ったのです。 それから歓迎会ということは無視して、各自楽しんで欲しいと言ってきました。 最初はそれが本心なのかどうかわからなかったのですが...

最新のブログ

アーカイブ

やまぐち山海の恵み
別邸 福の花 浜松町店

《営業時間》
月~金
ランチ 11:30~14:15
ディナー 17:00~22:00