別邸福の花浜松町の「空間」(その二)
「別邸 福の花 浜松町店」には、用途に応じて使い分けられる個室をご用意しています。
その個室には、同店がテーマにしている山口県の地名が名付けられています。
今回は、座敷個室「萩の間」を紹介します。4~6名様向けの座敷個室は、お客様の大切な接待の場として使うのがお勧めの使い方。
名前の由来である萩市は、山口県の北部に位置する島根県との県境にある街。
「萩はまちじゅうが博物館」、同市観光協会に書かれたこんな見出し。
都市遺産として現代に残る佇まいは、約400年前に築城された萩城下の城下町、明治維新胎動の地として刻まれてきた歴史を物語ります。
昨年、ユネスコの世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」。
明治時代、製鉄、造船石炭や重工業が西洋の技術を取り入れ、その後の「ものつくり大国日本」の礎を作った遺産たち。全部で28遺産ある遺産群は、
九州、山口を中心に8県11市にまたがり、萩市では5つの遺産が登録されています。
そして、歴史ある街には、「おいしい歴史」も刻まれているものです。
特産品である夏みかんは、明治維新以降の士族救済のたまに栽培が始まりました。
乾燥させたパン粉餌の力で、豚特有の臭みを無くした萩市むつみのむつみ豚。
全国の水揚げ量7割を誇る、「ふぐの女王」と呼ばれる真ふぐは全て天然もの。
蒸すだけでなく、板の舌からじっくり焼き上げる、萩発祥の焼き抜きかまぼこ。
「萩の間」でのご会食、接待の場では、萩市が歩んできた歴史、「別邸 福の花」自慢の山口料理とお酒を囲み、大切な時間を過ごしてはいかがでしょうか。