別邸福の花浜松町の「空間」(その四)
「別邸 福の花 浜松町」には、3種類、力を入れる山口の地名を持つ個室があります。
今回紹介するのは、「座敷個室 岩国の間」という10名様向けの個室。
その名は、隣県、広島県との県境に位置する、岩国市に由来します。
その街を流れる錦川、その流れを乗り越え結ぶのが「錦帯橋(きんたいきょう)」のお話を少し紹介します。
同市のホームページのトップページを彩る写真、同市と東京を結ぶ空の玄関口の名前にもなる、岩国を象徴する存在です。
城下町岩国を分断する、最大幅200メートルの錦川を結ぶ錦帯橋には、水害によって再建と流失を繰り返した歴史があります。
「流されない橋を造りたい」、その思いが形になったのが現代にも残る「アーチ橋」。途中に橋を支える「島」を築き、
当時の技術では不可能だった200メートルの川幅を結びました。
その後、2度の架け替えを経た錦帯橋。
一時はコンクリート橋への変更を求める声も出ましたが地元の強い要望もあり、元の木製橋として歩んできました。
その間にも、基礎の強化や橋を1メートル高くし、木材や金属部分の強度をより上げて、
2度と流されない橋を目指して様々な人の知恵や技術が結集しました。
偶然にも、「岩国の間」をご利用になるお客様は、接待などお仕事の関係で足を踏み入れることが多いと思います。
岩国の町にはこんな1ページもあるので、「仕事を成功させたい」、
そんな思いを叶える1つのステップとして、「岩国の間」のご利用をご検討いただけたら幸いです。