別邸福の花浜松町の「空間」(その七)
美唄(びばい・北海道)
室蘭(北海道)
福島(福島県)
東松山(埼玉県)
今治(愛媛県)
久留米(福岡県)
そして、長門(山口県)
この7つの都市。「日本の7大やきとり都市」と呼ばれています。
山口県長門市は、県内有数の「養鶏の街」。
そしてこの街は、年間出荷量は約3万羽、県が10数年の歳月を経て2009年に開発した、県内初の地鶏「長州黒かしわ」の主要生産地です。
もちろん、「別邸 福の花」の看板メニューの1つ。
そのルーツは、島根県と山口県で古くから飼育されてきた中型の鶏で、国の天然記念物長鳴鶏(ながなきとり)の「黒柏鶏」。
その外見は、緑黒色に光る羽に長い尾に赤いとさかと耳たぶ。7~8秒の長い間鳴くのも特徴の1つです。
その美味しさは、肉や魚に含まれるうま味成分、「イノシン酸」の含有量に表れています。
長州黒かしわの公式サイトの情報では、プロイラーで育まれた鶏が94.0なのに対して、142.7(雄の場合・単位は㎎/100g)と高い数値が含まれていることがわかります。
養鶏場によっても異なりますが、抗生物質や合成抗菌剤を付かない配合飼料だけでなく、地元産米やちくわ、酒かすを与えるところもあるそう。
また、平飼時、100メートル四方に10羽以下の広々とした環境、通常の倍近くの約100日の飼育期間。
様々な生産者の「こだわり」が最高級ブランドの美味しさを支えています。
「日本鶏本来の美味しさを味わっていただけます」
「別邸 福の花 浜松町」で味わえる「長州くろかしわ」は、肉の味を活かしたとりわさや焼き鳥で。
長門やきとりのネギマは本来玉ねぎを使うそうですが、ここでは長ネギを使用。「長州黒かしわ」は、こちらの方が相性良いそうですよ。
ぜひ、ご賞味あれ。