【山口の魅力】宇部の「地酒」の魅力
山口県宇部市は、今では山口県下でも有数の工業都市で、人口密度も高くなっています。
これは明治時代以降の炭鉱の発展によるところが大きく、かつては瀬戸内海に面した寒村のひとつでした。
そのため、日本酒の蔵元も、どちらかといえば、宇部市よりも周辺の山口、徳山、岩国といった、江戸時代からの城下町やこれらをつなぐ街道筋に集まっているきらいがあります。
しかし宇部市内にも実は隠れた名品が存在しているのです。
たとえば、とある雑誌で「新しい日本酒の教科書」特集と題してまっさきに紹介された地酒は、宇部市の蔵元の手による「貴」とよばれる銘柄のものです。
若手の杜氏の情熱によってつくられた純米酒にはいくつかのラインナップがあり、季節限定品なども存在しています。
たいていは蔵元でも販売店でも早い段階で品切れとなってしまう人気商品です。
定番の特別純米酒は、柑橘系を思わせるさわやかな酸味が魅力であり、地元の海の幸とあわせて食事のお供とするには最適です。
プレミアムな純米大吟醸酒は、加東町で収穫された最高品質の山田錦米を使用しています。
極限まで糠の部分を削り取って素材本来の味をひき出した逸品で、醸造用アルコールも不使用という自信作となっています。
別邸福の花浜松町でも「貴」( 特別純米60 日本酒度 +5)をお召し上がりいただけます。
口に含むとやさしい米の旨味が口中に広がり、後味は程よい苦味が引き締めてくれます。
宇部の味を浜松町でお試しください。