「山口地酒の会」特集十一〜別邸福の花浜松町〜
こんにちは、別邸 福の花です。
「東洋美人」をテーマに書くのも8本目になりました。突然ですが、皆様は日本酒を飲む時、どのような飲み方をするでしょうか?
底面に渦巻きが描かれた、定番のおちょこで熱燗を飲んだり。
透明なグラスで冷酒を注いで、清涼感たっぷりな雰囲気で飲んでみたり。
そんな飲み方に新しい方法が生まれてきています。それが、ワイングラス。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」というイベントが開催され、ワイングラスと日本酒の相性が良いと認知され始めているようです。
ところで、あの丸みを帯びた形のワイングラス。あの形状にはどんな意味があるのでしょう。どうやら、4種類の美部に分かれているそうです。ちょっと、ワイングラスをイメージして続きを読んでいただけると幸いです。
口が直接つく部分の名称は「リム」。ここの直径は底の部分よりも小さいと、ワインの香りをより長く留めておくことができるそう。
グラスの中央部で丸く膨らんだ部分の名称は「ボウル」。注がれたワインが留まる場所なので、ワインの香りを決定する大切な場所です。
ワインを飲む時、手で持つ細長い部分の名称は「ステム」。この長さがワインの温度変化を左右します。
最後に机などにつく底面の名称が「プレート」、フットとも呼びます。
香りを楽しんだり、温度変化で味に変化が出る。そういったワインの特徴は日本酒にも当てはまるのでしょう。もし手元にワイングラスがあったら、普段のグラスとは違った飲み方を楽しんでみるのもいかがでしょう。