こんにちは、別邸福の花です。
長門峡の岡崎酒造場では3種類のリキュールを定番として販売しています。
「ゆず」「うめ」「だいだい」、どれも山口県で有名な果物ばかり。そんなリキュールと果実に関するあれこれについて調べてみたいと思います。
今回のテーマである萩市で有名なのがダイダイ。またの名をビターオレンジ。また、萩市では夏みかんのことを指す言葉のよう。その歴史は、明治維新後に士族を経済的に救う目的で栽培が奨励されたのがきっかけとのこと。
昭和29年には、夏みかんの花が山口県の県花に選ばれています。日本史と関わりがあるらへんが、歴史のある萩の町とのつながりを感じさせてくれますね。萩市では、「川野ナツダイダイ」などの品種が栽培されているそうです。
リキュールの代表格とも言える梅。梅酒は誰もが飲んだことのある果実酒でしょう。
梅を楽しめる観光地も県内には多数あり、受験の合格祈願で有名な防府天満宮は、梅まつりが開催されるなど梅どころとして有名。
夏みかんと同様、かんきつ系が有名な山口県の果実。ゆずもその1つで、萩市では「長門ゆずきち」という品種も栽培されています。ゆずとカボスを混ぜたような、さっぱりとした酸味が特徴だそう。
リキュールを通して、踏み込んでみました山口の果実の世界。日本酒で漬けることで、より一層味わい豊かなお酒へ変わってゆくのですね。