こんにちは、別邸福の花です。
早いもので今回のテーマも最終回。
ラストインタビューは、「ふくの鳥麹町店」の明神司さんの登場です。
「とにかく目標を持つことが大事です。商売、特に飲食業は、本当に毎日毎日やることが一緒です。目標がないと、自分が何をやっているのかわからなくなってしまします」
そう独立志望の方へメッセージを贈る明神さん。自分の店を持ったのは58歳の時、飲食業とは全く関係のないサラリーマンからの転職でした。ベアーズコーポレーションには7年在籍して、年齢など関係なく配属された店舗で鍛えあげられたと話します。
「お客様にいかに喜んでいただくか」
明神さんが掲げる店長としてのスタンス。そのために自分が行う仕事は、「場を作る」ことに全力を注いできました。一言に「喜ばす」といっても、その答えはお客様・従業員によって十人十色の答えがあります。その解答を導く「場」を作ること。例えば、スタッフのアイデアを積極的に採用する姿勢もその1つ。
「飲食の世界は経験の世界です。最低限のマニュアルはあるますが、最後のところはすべて『感覚』の世界です。とにかく毎日経験を積み上げていくしかありません」
51歳で飛び込んだ飲食の世界。その胸にはいつも、「若い人には負けたくない。あんな年寄り役に立たないよなんて言われたくなかった」と力強い口調で話します。明神さんがつないできた独立の道は、次にやってくる人の背中をおすきかっけになることでしょう。
簡単ですが、「会社について」をテーマに今回は書かせていただきました。少しでも知っていただくきっかけになれていたら幸いです。ご精読、ありがとうございました。